元彼へのそのメール・LINE、ほんとに「さりげない」?
さあ、そこのNo Contact (沈黙)を破ろうとしているお嬢さん、ちょっとお待ちなさい。
No Contact(沈黙)を破るとどうなるか
以前に、振った側の心理についてお話ししました:
No Contact ルールを破ると、どうなると思いますか?それはステージによっても異なりますが、例えばこのステージ1.の時に連絡したとしたらどうでしょう。おそらく彼はあなたを鬱陶しく思うと思います。連絡がきたので無視するわけにもいかず、返信をして、ラリーが終わったらほっとするでしょう。そして復縁が遠ざかります。
ステージ2で連絡した場合、彼は確かにあなたのことを考えているかも知れませんが、あなたから連絡があった瞬間安心します。ああよかった、彼女はまだ俺のこと好きだな、と確認ができステージ1の安堵ステージに逆戻りです。
ステージ1と2で連絡をした場合、ステージ3には進みません。でもやっと進んでステージ3で連絡してしまった場合、あともう少しで彼から連絡があったはずなのに、そのチャンスを自らつぶすことになります。ただ、この段階ではもしかしたら発展性のある話もできるかも知れませんので一概には言えませんが、60日以上のNo Contactを行っていない場合は待った方が良いでしょう。
彼に送るメールの内容
例えば、あくまでさりげなく…と思いながらこんなLINEを送ろうとしていませんか:
〇〇君、最近ちょっと暑くなってきたけど体調はどうですか?元気にしてる?
実は、××について聞きたいことがあるんだけど、ちょっと相談してもいいかな?
どうでしょうか。この内容の問題点を説明しますね。
”最近ちょっと暑くなってきたけど体調はどうですか?”
→ なぜあなたを傷つけた人の体調を気遣って媚びるのでしょうか。彼はあなたを振ってあなたの心をえぐりました。あなたの心は血まみれになったのに、彼はそれに気遣ってくれましたか?これは”rewarding a bad behavior” (悪い行いに報酬を与える)と言って、復縁においてはしてはいけないことです。また、男性は弱い男と思われることを嫌うので、体調を心配されることにさほど喜びません。
”××について聞きたいことがあるんだけど、ちょっと相談してもいいかな?”
→ 今どきネットで検索してわからないことなんてあまりないと思いますし、検索して見つからなかったとしても頼る先が彼でなくても良いわけです。むしろ、ネットで探してわからいような専門的なことを元彼だからということでタダで教えてもらおうというのは図々しいと感じる人もいるので要注意です。特に時間へのコスト意識が高い専門家のような仕事をしている人は、タダで専門的な質問をされることを嫌います。
自分ではさりげなさを演出したつもりでも、実は「あまり返信したくない内容」になっていることもあるのですよ。
その先の目的は?
男性は基本的に着地点のないやりとりを嫌います。ですから、何かを尋ねても、それに対する回答が帰って来て終了、になる可能性が高いです。そこから無理に食事に誘いますか?そうするとせっかく教えてあげた内容は「口実」で、最初からそっちがメインの話題だったことはバレて印象が悪いです。
では最初からストレートに復縁したい!というメッセージを送ったらどうでしょうか。小細工的なテクニックを使うよりも、よっぽど良いように思います。けれどもあなたに未練がまだ残っていると彼に知られてしまえば、彼にその気がなければあなたは2度目の拒絶をくらうことになります。
彼からすると1度拒絶しているので2回目はより簡単です。そして3回目はもっと簡単になり、だんだんあなたに対し冷酷になって行くでしょう。
そんなの耐えられますか?
No Contact Rule は正義です。
まとめ
- No Contact Ruleを破ると傷つく
- ”さりげない”メールの内容が”図々しさ”として映る場合もある
- No Contact Ruleは正義
メルマガ登録はこちら♪
メルマガ登録
この記事へのコメントはありません。